自転車ひょっこり男 ｢妨害するつもりなかった｣ 初公判で起訴内容を否認

日テレNEWS NNN

自転車で車の走行を妨害した罪に問われている、いわゆる“ひょっこり男”の初公判が開かれました。男は「妨害するつもりはなかった」と、起訴内容を否認しました。

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今年4月、千葉県柏市で、すれ違う車に向かって、飛び出すそぶりを見せる自転車──。

その後も…道路の真ん中を走行し、繰り返し車に急接近する姿が撮影されていました。

その姿は、別の日にも見られました。

「これ、わざとだよね」

千葉県柏市周辺で危険な走行をする自転車の目撃情報が相次いでいたなか、今年5月、私たちは取材中に、金髪にサングラスの男に遭遇しました。

記者

「いたいた！　曲がった、曲がった！」

男は、自転車で車の前に飛び出し走行を妨害したとして、道路交通法違反の罪に問われている無職の成島明彦被告（37）です。

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22日に行われた初公判では、髪は後ろで1つに束ね、金髪は毛先のみ。成島被告は、“起訴状を見ながら話したい”としたうえで、起訴内容を否認しました。

成島被告（37）

「他人に危害を加えるような運転はしていない」

裁判官

「妨害の目的、ここについては？」

成島被告（37）

「妨害するつもりはなかった」

一方、検察側は「迷惑行為を繰り返していて、その一環の犯行である」と指摘しました。

実は、成島被告は今回だけでなく、4年前の2020年に全国で初めて自転車の「あおり運転」の疑いで逮捕され、懲役8か月・罰金20万円の実刑判決を受けていました。

再び、被告として立った今回の裁判──。

次回は、9月11日に行われる予定です。

（7月22日放送『news zero』より）

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