【球宴】3年ぶり勝利の全セ・岡田監督 試合前には選手へ「ちょっとはっぱかけました」 9回代打・床田の裏側も明かす

丸佳浩選手のHRに丸ポーズで祝福する左から阪神の岡田彰布監督、DeNAの三浦大輔監督、広島の新井貴浩監督(写真：時事)

◇マイナビオールスターゲーム2024 セ・リーグ11-6パ・リーグ(23日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

オールスターゲーム第1戦は4本のホームランなどで11得点を挙げたセ・リーグが勝利を収め、オールセントラル監督の阪神・岡田彰布監督がインタビューに答えました。

ここまでのオールスターゲームで、セ・リーグは5連敗中。3年ぶりとなる勝利に「5連敗ということは聞いてたので、今日集まった時のミーティングで、何とかこの北海道の地でね、セ・リーグの力を見せつけようと、ちょっとみんなにはっぱかけました」と試合前の様子を明かしました。

そしてその言葉通り、試合では2回に丸佳浩選手、牧秀悟選手、村上宗隆選手の3本のホームランが飛び出すなど、一挙9点の猛攻を見せたセ・リーグ。流れるような攻撃を「今年はボールが飛ばないとか言ってたんですけど、今日はすごいホームランが出て本当にびっくりしましたね」と振り返りました。

また、9回1アウトランナー1塁の場面では、広島のピッチャー・床田寛樹投手をバッターボックスへ送り出すオールスターならではの采配も。その意図について「最初に座ってるメンバー見てね山崎投手もね、DH入ってたので、最後チャンスがあればということで新井(貴浩)監督からの推薦でちょうど回ってきたので9回にね、またいいヒットを見せてもらったので本当に良かったと思いますね」と、広島・新井監督とのやり取りを明かしながら答えました。