岡本和真のHRダービーの投球相手は対戦直前にオファー 中野拓夢は「打つより投げる方が緊張する」と吐露

巨人の岡本和真選手と阪神の中野拓夢選手

◇プロ野球 マイナビオールスターゲーム2024 パ・リーグ-セ・リーグ(23日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

ホームランダービーに出場した巨人の岡本和真選手。対戦直前に行われたピッチャー選びの裏側が球団YouTubeに投稿されました。

岡本選手の周りには、ソフトバンクの周東佑京選手、西武の源田壮亮選手、阪神の中野拓夢選手の姿が。周東選手は「俺（投げるときに）引っかけるタイプやから、近い距離投げれん」と拒否。

すると岡本選手は「打てなくてもムー（中野選手）のせいじゃないから」と交渉に入ります。しかし、中野選手も「ストライク入らなかったら俺のせいでしょ」とネガティブな返答。「全部振るから」とさらにアプローチ。「他の人はマジでやってくれへんと思うけどムーはやってくれる。知ってる」と絶大な信頼を置きます。「打つより投げる方が緊張する」とさらに悩む中野選手でしたが、最後には快諾しました。

「気持ちよく打ってもらえるようになんとかストライク多めで頑張ります。いやだなー」と直前でもコメント。

ホームランダービーは、日本ハムの万波中正選手との初戦をホームラン5本で勝利すると、続く、ソフトバンクの近藤健介選手とは延長の接戦になります。しかし最後は1本差で敗北しました。

投球後、中野選手は「もう2本くらい打たせたかったな」と悔やみますが「最初めっちゃ緊張してたけど途中からだんだん投げたくなってきた」と振り返ります。そんな中野選手に岡本選手は「めちゃ打ちやすい回転だった」と感謝を伝えました。