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武田真一「本で得られるのは知識だけじゃない」 大切なのはワクワクすること

日テレNEWS NNN / 2024年7月24日 7時30分

武田さんが広げたい“おもしろい”とは?

今年の『こどもウイーク』のテーマは「こどもと“おもしろい”を広げよう!」。そこで気になるあの人の「私が広げたい“おもしろい”は何なのか?」を教えてもらいました。

今回話を聞いたのは、『DayDay.』のメインMCを務める武田真一さん。その柔らかい語り口で山里亮太さんと共に番組を引っ張る武田さんが、自身のルーツとも言える、本を読むことの素晴らしさについて語ってくれました。

――武田さんが広げたい“おもしろい”とは?

僕がおもしろいと思って広げたいのは、本を読むことの素晴らしさです。

僕はもう小さい頃からすごく本が好きで。よく本の虫って言いますよね? それぐらい毎日毎日、毎晩毎晩、いろんな本を読んでました。その本の中から新しい知識を得られる喜びももちろんあるんですけど、例えば、物語の続きを自分で空想しながら作ってみたりとか。そんなことをやってたんですよね。

学校からの帰り道がすごく遠かったので、歩きながら「あの本の続きをこんなふうに作ってみよう…」って。いろんな物語を自分の中で作ってみたり。

あんまり考えすぎてて、側溝に落ちちゃったこともあるくらいなんですけど、すごく楽しかったです。

――自分が作ったエピソードで覚えていらっしゃるのはありますか?

ありますよ。小さな無人島が、実は宝島で、しかもそれが船になってて。それでみんなで島ごとどこかへ航海に行く…みたいのを自分の中で作ったことありますね。それはたぶん「宝島」っていう本があって、そこから発想して作ったと思うんですけど。

あと、ちょっとSFチックな話も考えたことがあって。昔戦争の時に動いてた戦艦が沈められて、実はそこに細菌兵器が積まれていて。それが現代で世界中に広まって大パニックになる…みたいなね。そんなSFみたいなものを考えたりしてました。

家にいろんな全集みたいのがあったんですよ。その中でふと手に取った本がめちゃくちゃおもしろかったりして。自分がそんなに興味がなかったようなことでも、「えっこんなことがあるんだ」というふうに知ることができて、一気に自分の世界が広がるような感覚があったんですよね。

例えば、全集の中に『ツタンカーメンの秘密』っていう本があったんです。エジプトの考古学の物語なんですけれども、それまで全然そんなこと知らなかったんだけど、イギリス人の人たちがエジプトに行って発掘するわけですよね。昔の何千年も前の王家のお墓を発掘するんですけど、そこでいろんなものが見つかったり。ミイラが見つかったりとかね。財宝が見つかったりとか。そういう、本当にワクワクするような物語は今でもすごく鮮明に覚えてます。

後に、このアナウンサーの仕事をするようになって、エジプトに実際行って中継するっていうことがあったんですよ。エジプトのピラミッドとか、昔のお墓の物語を読んだのが、その時にすごく役に立ったんです。

知識というか、何がおもしろいかっていう。ワクワク、自分の興味みたいなものがすぐに持てる。おもしろがることがもうできてるんですよね。子供の頃に「あっこれ僕知ってる」とか、「これおもしろいと思ってた」とか、「好きだった」っていうのが、大人になってすごく役に立つんですよ。

◇ ◇ ◇

「私が広げたい“おもしろい”」。日本テレビ『こどもウイーク』(7月27日(土)~8月4日(日))に合わせ、誰もが気になるアノ人の「私が広げたい“おもしろい”」を集めました。「どんなことを『おもしろい』と思っているのか」、「どんなところが『おもしろい』と感じているのか」、「『おもしろい』と思うようになったきっかけは何か」を見ることができます。

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