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「バット振ったら当たっただけ」“稀代のアーティスト”阪神OBの田淵幸一が打席に【巨人ー阪神OB戦】

日テレNEWS NNN / 2024年7月24日 16時2分

阪神のOB田淵幸一さん(画像:日テレジータス)

◇巨人球団創設90周年記念 「伝統の一戦~レジェンズOB対決~」巨人OB3-2阪神OB(15日、東京ドーム)

1-3で迎えた5回1アウトの場面、阪神は田淵幸一さんを打席に送りました。

田淵コールがされると、球場からは大きな拍手が送られました。マウンドには巨人OBの鹿取義隆さん。

初球、高めのボールをファウルにした田淵さん。2球目をきれいに打ち返すと、これがセンター前ヒットに。日テレジータスの放送席にいた槙原寛己さんと定岡正二さんからも歓声が上がりました。

1塁まで走りきった田淵さんはベンチに戻ると、ハイタッチで迎えられます。ベンチでOB戦を見ていた岡田彰布監督も笑顔で声をかけていました。

「バット振ったら当たっただけ。」とインタビューで語った田淵さん。

「息が切れたよ。あんな走ったの何十年ぶりだよ」と1塁までの距離が長かったと笑いを誘いました。

「77歳で一番上ですが、みんなのプレー見てたら打ちたいなと思っちゃって、川藤(幸三OB戦監督)に『オレも打たせろ』と、それで打席に立った」と稀代のアーティストとしての血が騒いだことを明かしました。

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