フランスの高速鉄道で“破壊行為”…パリ支局長解説

日テレNEWS NNN

フランスの国鉄は26日、高速鉄道の施設で「放火」があり、被害を受けたと発表しました。複数の路線で運行に混乱が生じているということです。

パリオリンピックの開会まで残り10時間をきり、カウントダウンが始まっていましたが、フランスでは大混乱が生じています。

パリ市内は厳重な警備が行われていましたが、パリ以外で破壊行為が起きました。フランス国鉄のトップが取材に応じ、高速鉄道TGVの複数の路線で、ケーブルを放火するなどの破壊行為があったということです。場所は、パリ市の外側で北部や東部です。

鉄道は大幅な遅れや運行の休止が起きていて、大規模な交通の混乱が起きています。80万人にも影響するとしています。少なくとも今週末いっぱいは影響がでるとしていて、そのため国鉄は旅行の延期などを呼びかけています。

交通運輸省は危機対策室を立ち上げて対応するとしています。

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