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約2年半の時を経てフィギュアスケート団体が北京五輪銀メダル獲得 ロシア選手のドーピング問題で繰り上げ

日テレNEWS NNN / 2024年7月26日 18時47分

北京オリンピックのフィギュアスケート団体の選手たち(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

日本スケート連盟は26日、北京オリンピックのフィギュアスケート団体が銀メダル確定したことを発表しました。

北京五輪では金メダルにロシアオリンピック委員会、銀メダルにアメリカ、銅メダルが日本という順位になっていました。

しかし、ロシア出身のカミラ・ワリエワ選手にドーピング問題が発覚し、スポーツ仲裁裁判所はカミラ・ワリエワ選手に対し、2021年12月からの4年間の資格停止処分と、その間の全ての競技成績を失格とする裁定を下しました。

約2年半の時間を経て今回日本の銀メダルが確定しました。

このことについて宇野昌磨選手は「このたびオリンピック団体のメダルをいただけることをとても嬉しく思います。フィギュアスケート日本選手全員で素晴らしい結果を残せたことをとても誇らしく思いますし、このようにメダル授与式という素晴らしい場を設けていただけたことにとても感謝しています」とコメント。

坂本花織選手も「率直にとても嬉しく思います。それと同時にこの日が来るまでとても長かったと感じました。この団体戦銀メダルは一緒に戦ったチームメイトはもちろん、たくさんの関係者の皆様のおかげで獲得できたものと思っています。この場をお借りして感謝申し上げます。そして今回の経験を通じて、改めてスポーツの公正さと誠実さの重要性を強く感じました。今後もフェアでクリーンな試合が続くよう、スポーツマンシップを大切にして全力で競技に励み、精進してまいります」とコメントしました。

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