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【巨人】前回ハマスタで苦言を呈された巨人先発の井上温大が4勝目 初スタメンのモンテスが先制の口火

日テレNEWS NNN / 2024年7月27日 21時33分

巨人の阿部慎之助監督

◇プロ野球セ・リーグ 巨人2-1DeNA(27日、横浜スタジアム)

前回のハマスタ登板では4回3失点という成績だった巨人の先発、井上温大投手。その日の試合後には阿部慎之助監督から「操れないボールを延々と投げている」と苦言を呈されていました。しかし、この日は力のあるまっすぐに変化球を織り交ぜながらの素晴らしいピッチング。5回にはDeNAの新外国人、マイク・フォード選手にソロホームランを許しますが、6回79球を投げ、4安打1失点でマウンドを降りました。

相手DeNAの先発が試合前に平良拳太郎投手から山崎康晃投手に代わるという想定外のできごとが起きた巨人でしたが、その山崎投手から、この日初スタメンのモンテス選手が、先制の口火を切る2塁打。そして、泉口友汰選手がタイムリーと、1点を先制すると、5回には主砲、岡本和真選手がフェンス直撃の2塁打で2点目を得ました。8回にはモンテス選手がレフトへの痛烈なヒットを放つと、岸田行倫選手への1球目が暴投となり、一気に3塁に進みます。しかし、最後は見逃し三振と、3点目を得ることができませんでした。

1点差のまま試合は進み、巨人はリリーフ陣が奮闘を見せます。7回のマウンドにあがった高梨雄平投手がランナーを3塁に進めるも無失点で切り抜けると、8回には前日の試合で見事な火消しをみせたケラー投手が最初からマウンドに上がると、レフトの若林楽人選手が見事な好守を見せるなどチームをもり立てます。最後は守護神・大勢投手がゲームをしめて、井上投手は4勝目。巨人は後半戦、カード勝ち越しスタートとしています。

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