「左肩の痛みはある」体操個人で前回王者の橋本大輝が試合前日に暗雲

体操の橋本大輝選手(写真：西村尚己/アフロスポーツ)

体操男子団体は、現地26日に公開練習を行いました。

東京オリンピックで男子個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得した橋本大輝選手が左肩に違和感があることを告白しました。

「（左肩は）フランスにくる1週間前から違和感があった」と少し前から本調子ではないことを明かします。しかし「今はだいぶいいです。まだ左肩の痛みはあるので試合までにうまく合わせられたらと。朝起きるとちょっと痛いですけど動く分には問題ないので」と競技への大きな影響はないと話しました。この日は鉄棒、あん馬、ゆかなどの練習に励み、技の確認をしていました。

橋本選手は5月15日の公式練習の際に、平行棒の練習中に右手中指を負傷とケガに悩まされていました。

体操は大会2日目の現地27日予選がスタート。「わくわく感もなければ不安もない。ちょっとワクワクの方が高い。明日から始まって気づいたら終わっているというのがオリンピックなので、気負いせず1試合1試合こなしていきたいと思います」と落ち着いた様子で話しました。