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性格は正反対!? “シダマツペア”が結成10年の節目に挑む初五輪 強さの秘けつは「会話力」

日テレNEWS NNN / 2024年7月27日 11時11分

左からバドミントン女子ダブルス オリンピック代表の松山奈未選手と志田千陽選手(写真:新華社/アフロ)

最大2枠のバドミントン女子ダブルスのパリオリンピック代表。そのし烈な代表選考レースを経て、初めてオリンピックの切符をつかんだのが27歳の志田千陽選手と26歳の松山奈未選手の“シダマツペア”です。

■ペア結成10年 性格は正反対!?

秋田県出身の志田選手と福岡県出身の松山選手。東北と九州、離れた場所で育った2人はナショナルチームで出会い、高校生の時に初めてペアを組みました。

今年でペア結成10年の2人ですが、実はその性格や休みの日の過ごし方は正反対。

志田選手はとにかく人と話すのが好きで、ワイワイしたりと明るい性格だといいます。また美容も好きでアイドルも好き。“推し”の卒業コンサートのためなら、拠点の熊本から東京に駆けつけるほどです。

一方の松山選手は人見知りであまりしゃべらない性格だといいます。趣味がなく休日は美容院に行ったり、歯医者に行ったりして過ごすなどまったくタイプが違う2人なんです。

■“会話が命”抜群のコンビネーションを生み出す秘けつ

試合中に会話する志田千陽選手(左)と松山奈未選手(右)【写真:アフロ】

性格が“正反対”の2人ですが、プレーでは息ぴったり。強さの秘けつはプレー中に何度もするという“会話”です。

志田選手は、「試合前に絶対ビデオを一緒に見て『この相手こうだよね』とかそういう話はするので、でも試合になるとビデオ通りにはこないから、その都度気づいた方が『今相手こうだから~』とかそういう会話は試合中にします。“会話が命”だと思っています」と話しました。

■世界ランキングは4位浮上 先輩たちを追いかけつかんだ五輪切符

“会話が命”と語るシダマツペアは今シーズン絶好調。3月のフランスオープンと全英オープンで準優勝を飾るなど世界の舞台でも結果を残してきました。

そして、世界ランキングは日本勢トップの4位に浮上。し烈な選考レースを勝ち抜き、先輩ペアである永原和可那選手と松本麻佑選手の“ナガマツペア”と共に初の五輪に挑みます。

志田選手は「先輩たちを見て育ってきたので(代表争いは)心がちょっと痛くなる時もあったけれど、それでもやっぱり一番の目標は五輪に出る事だったので、そこにフォーカスしてしっかり戦い切れたかなと思います」とコメント。

松山選手は「一緒に練習をさせてもらっていたから自分たちも世界についていけたりしたので。感謝の気持ちは忘れたくないなと思います」と話しました。

オリンピックで世界の強豪たちと対戦するシダマツペア。開催地のフランス・パリに入ると、現地25日、本番と同じ会場で練習を行いました。

志田選手は、「メダルを取るところまでいけたらいいけど、まずは予選リーグを全勝して(勝ち)上がることを目の前の目標としたい」とコメントし、松山選手も「まずは予選(1次)リーグ全勝で上がって、そこからは自分たちを信じるだけ。メダルを目指して頑張りたい」と決意を語りました。

左から志田千陽選手と松山奈未選手(写真:アフロ)

◆大会期間中の競技スケジュール

▽7月27日 女子ダブルス予選ラウンド

▽8月1日 女子ダブルス準々決勝

▽8月2日 女子ダブルス準決勝

▽8月3日 女子ダブルス決勝・3位決定戦

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