選手を盗撮から守れ ミズノの赤外線で透けないユニホーム~パリ五輪代表も採用
日テレNEWS NNN / 2024年7月27日 13時11分
今年6月、スポーツ用品メーカーのミズノが公開した“赤外線による盗撮を防ぐユニホーム”。パリ五輪に出場するバレーボールや卓球、アーチェリーなどの日本代表のユニホームにも採用されています。
ミズノは「近年、競技会場などにおいて性的な目的で女性アスリートの画像や動画が撮影され、それがインターネットで拡散される被害が各種メディアなどで取り上げられています。特に近年は、可視光カメラだけではなく赤外線カメラを使用し、ユニホームの内側の下着や身体まで盗撮されてしまうといった被害が実際に起きている」と開発の背景を説明しています。
実は20年以上前から赤外線による盗撮を防止する生地の開発に取り組んでいたといいますが、課題となったのはスポーツウェアに求められる機能性との両立。透けを防ぐために生地を分厚くする、金属を吹きかけるなどの方法では、通気性や動きやすさが損なわれるというデメリットも。
新素材のユニホームは生地に特殊な鉱物を練り込み、赤外線を通さずに吸収。その熱で汗を乾かすことで、盗撮防止と通気性を両立させたといいます。
開発担当の田島和弥さんは「盗撮の不安を和らげることで、集中してパフォーマンスできるよう選手をサポートしたい」と話しています。新素材を使ったユニホームは、公式サイトで一般向けの販売も行っているということです。
この記事に関連するニュース
-
「性的目線のカメラ使用を防ぐ」 女子バレー日本の五輪ユニ、最新技術に海外産業メディア熱視線
THE ANSWER / 2024年7月18日 15時3分
-
性的意図の撮影に「抵抗」「抗議」 脱レオタードが東京で話題、日本はパリに盗撮対策ユニ導入
THE ANSWER / 2024年7月12日 4時13分
-
「下着は透視できない」 女子バレー日本が着用予定、選手を守るユニホームに注目 陸上も25%軽量化
THE ANSWER / 2024年7月11日 8時26分
-
「世界に逆襲してやる」 日本人初の陸上110m障害決勝へ、22歳村竹ラシッド「メダルに繋がれば」
THE ANSWER / 2024年7月1日 14時56分
-
女子バレー日本が着用予定「下着は透視できない」ユニホームに海外脚光 “盗撮防止”の素材を使用
THE ANSWER / 2024年6月28日 15時3分
ランキング
-
1東京や大阪など35都府県に熱中症警戒アラート<br>今日27日(土)対象
ウェザーニュース / 2024年7月27日 7時0分
-
2小5が校外行事で意識不明 頭蓋骨骨折、2段ベッドから転落か
毎日新聞 / 2024年7月26日 21時57分
-
3「夏はうつ状態になるリスクが潜んでいる」食欲低下に不眠…一見似ている「夏バテ」と「夏うつ」を見分ける方法
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月27日 7時5分
-
4県全体で人口90万人を割った秋田、出会いから結婚・出産・子育てまでを県が支援…出生数は29年連続全国ワースト
読売新聞 / 2024年7月27日 6時55分
-
5「海自逮捕」防衛相報告資料に記載=次官に口頭で説明―不正受給
時事通信 / 2024年7月26日 22時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください