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体操男子 滑り止めに“ハチミツ”? 平行棒で用いられる意外なアイテムの理由

日テレNEWS NNN / 2024年7月28日 12時2分

体操・平行棒の滑り止めに使われるのは“ハチミツ”(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 体操男子予選(大会2日目=日本時間27日、ベルシー・アリーナ)

オリンピックで8年ぶりの王座奪還を狙う体操男子団体。その競技中に、スポーツとは一見関係なさそうなアイテムが見られました。

日本は第2種目の平行棒を行う際に、滑り止めの白い粉であるタンマ(炭酸マグネシウム)を塗り込みますが、タンマが置かれているエリアには“ハチミツ”が一緒に置かれています。

体操ではぶら下がる懸垂系の種目・つり輪と鉄棒を行う際には、プロテクターと呼ばれる器具を装着し、その芯を引っかけることで握力の補助としています。

一方で平行棒は懸垂運動の他に、支持運動も伴うためプロテクターの装着が困難になり、素手で演技せざるを得なく、平行棒自体を滑りにくくすることで対応しています。

平行棒の懸垂系の技(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

選手によっては塩水や砂糖水などと一緒にタンマを塗り込みますが、適度な粘度とベタベタ感があるハチミツは滑り止めでは最適。絶妙な引っかかりで、選手たちの雄大な演技を支えています。

27日の予選、平行棒は6種目中唯一の45点台となる、45.233をマーク。予選2位通過の大きな得点源となりました。

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