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【陸上】猛暑の中…インターハイが開幕 ドルーリー朱瑛里1500m優勝へ「ここでしっかり勝ちきれるように」

日テレNEWS NNN / 2024年7月28日 14時58分

1500m予選で組トップになったドルーリー朱瑛里選手

◇令和6年度全国高等学校総合体育大会 陸上競技大会(7月28日~8月1日、福岡・東平尾公園博多の森陸上競技場)

高校生の夢舞台、インターハイが始まりました。

陸上競技の初日、28日の注目競技は女子1500m。予選がおこなわれた午後0時すぎのグラウンドコンディションは、35.5度。立っているのもつらくなるような暑さの中、選手たちは直前まで、体に氷のうを当てたり、水分補給をしたりして、来るレースに備えました。

3組に登場したのは、岡山・津山高校2年のドルーリー朱瑛里。この種目でU20世界選手権の代表にも選ばれている実力者です。高校1年生で出場した去年のインターハイは留学生に次ぐ3位。優勝を目指す今大会は、予選から積極的なレースを見せました。

胸に手を当て、頬をたたいて気合を注入。スタートから飛び出すと、先頭でレースを引っ張ります。

最初の400mを69秒で通過、その後の800mを2分20秒で通過すると、その後の1200mも3分30秒と安定したペースを刻み、この組トップでフィニッシュ。翌日29日の決勝進出を決めました。

「予選は気持ちよく、自分のペースで先頭で走るというところを目標にしていたので、決勝につながるいい走りができたかなと思います」と振り返ったドルーリー選手。

「インターハイは今後につながるような、すごく大事な大会だと思っているので、ここでしっかり勝ちきれるように頑張りたいと思います」と目標を語りました。

800mにも出場予定のドルーリー選手は、今大会最大5レース出場することに。

「1日1日の疲労をその日のうちに抜いて、1500mでも800mでも、しっかりいい走りができるように頑張りたいと思います」と力を込めました。

なお、この日1500m予選に出場予定だった、800m日本記録保持者の久保凛選手は欠場でした。

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