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「後半に絶対チャンスがあると思って泳いだ」五輪初出場の17歳・成田実生が決勝進出 平泳ぎ&自由形で後半に驚異の追い上げ

日テレNEWS NNN / 2024年7月29日 19時47分

競泳日本代表の成田実生選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇パリオリンピック2024 競泳 女子400m個人メドレー 予選 (大会4日目=日本時間29日、ラデファンス・アリーナ)

今大会がオリンピック初出場となる17歳の成田実生選手、2大会連続2回目のオリンピック出場となる谷川亜華葉選手が、競泳・女子400m個人メドレーの予選に出場。成田選手が4分37秒84という全体5位のタイムで予選を突破し、決勝進出を決めました。

成田選手と谷川選手は共に予選第2組に登場。両選手共にレース前半は他の選手から後れをとりますが、成田選手が後半の平泳ぎ以降に驚異の追い上げを見せます。300mは3分35秒24と、この組5位となっていました。しかし残り100mの自由形で一気にペースを上げ、結果的に第2組2位でフィニッシュ。4分37秒84というタイムで全体5位となり、決勝進出を決めました。また、谷川選手は4分43秒18というタイムで、全体13位で惜しくも予選敗退となりました。

レース後のインタビューに応じた成田選手は「レース前半は周りの選手が速くて、すごく心も折れそうになったのですが、自分のペースを乱さずに後半に絶対チャンスがあると思って泳ぎました。決勝の舞台では、周りの選手といいレースをして、自分のレースをしたいと思います」と笑顔で語りました。

また、2大会連続でのオリンピック出場も予選敗退となった谷川選手は「うまく結果は出なかったが、ここ最近の中では一番良かったので悔いはないです。ただ、悔しい気持ちはもちろんあるので、そこはインカレ、国体でぶつけたいと思います。努力が報われることはほんの一握りだと思っていますし、ここで結果が出なかっただけで、やることはやってきたというのは私の自信になる」と前向きなコメントを残しました。

成田選手が出場する競泳・女子400m個人メドレー決勝は、日本時間30日の午前3時30分に行われる予定です。

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