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大雨で多くの住宅が浸水被害…生活再建に向けボランティアの活動始まる 秋田

日テレNEWS NNN / 2024年7月30日 15時42分

日テレNEWS NNN

記録的な大雨によって多くの住宅が浸水被害に遭った秋田県でボランティアの活動が始まりました。復旧や生活再建に向けた作業が本格的に進められています。

記者「5日前にはあたり一帯の田畑が冠水していた由利本荘市の鮎瀬地区です。崩れた堤防の復旧作業が急ピッチで進められています」

秋田県由利本荘市では記録的な大雨で、一級河川の子吉川とその支流の石沢川は堤防があわせて7か所決壊して氾濫し、広い範囲に浸水被害をもたらしました。26日から24時間体制で復旧工事が続けられていて、国交省秋田河川国道事務所によりますと、来月5日には工事が完了する予定です。

水が引いて明らかになった被害の爪痕。「大雨の峠」は越えましたが、気象台はこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害などに十分注意し、最新の情報を確認するよう呼びかけています。

29日まで、被害に遭った地域の状況を調べていた由利本荘市社会福祉協議会は30日、ボランティアの受付を始めました。

ボランティア「(去年は)秋田と五城目の方には。同じ県内の災害だったので、少しでも力になれればなぐらいの気持ちで」「普通の生活に早く戻ってもらえればと思ってますけど、なかなかそれも難しいんじゃないかなとは思ってるところが本音です」

ボランティアは由利本荘市内の個人と団体に限って受け付けていて、30日はおよそ20人が集まりました。

久保田、堰口、万願寺寺田の3つの地区に分かれて復旧作業が進められています。久保田地区には近くの川からあふれた水が押し寄せました。

24日午後7時ごろの久保田地区の映像では、住宅の1階の半分近い高さまで水に浸かっているのがわかります。

ボランティア「想像以上ですね。大変です。厳しいですよね、こういうふうになってしまうと」

秋田県のまとめによりますと、大雨による住宅への被害はこれまでに県全体で198棟確認されていて、由利本荘市はその4分1余りの55棟にのぼっています。

住民「ただありがたい。ありがたいというしかない。自分たちの力だけではどうしようもない」

大雨被害があった地域で生活再建に向けた歩みが続いています。

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