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「諦めない、五輪は何があるか分からない」体操・萱和磨 チームを鼓舞し続け大逆転の金メダル

日テレNEWS NNN / 2024年7月30日 11時16分

体操・萱和磨選手(写真:新華社/アフロ)

◇パリオリンピック2024 体操男子団体決勝(大会4日目=日本時間30日、ベルシー・アリーナ)

8年ぶりの団体金メダルを獲得した体操男子。チームを声でも支えたキャプテンがいました。

日本は2種目めのあん馬で橋本大輝選手が落下。4種目めの跳馬でも谷川航選手が難度格下げとなり、最終種目を前に3.267と絶望的な点差となっていました。

そんな中諦めず声を出し続けチームを鼓舞したのは、キャプテンの萱和磨選手です。

萱選手はゆか、あん馬、つり輪、平行棒の4種目でトップバッターを任され、“失敗しない男”の二つ名の通り、安定感のある演技でチームのリズムを作りました。

大きな点差で迎えた鉄棒。萱選手は橋本選手の背中を叩いて演技に送り出しましたが、このときのことを「絶対に諦めない。オリンピックは本当に何があるか分からないので、諦めないという意味で大輝の背中を押した。ポディウム(演技台)の下に残った4人は、大輝が着地をして挨拶をするまで最後の最後まで応援しようと。みんなで肩を組んで見守っていました」と振り返ります。

萱選手の鼓舞にはチームメートも反応。鉄棒の1番手を務めた杉野正尭選手は「和磨さんが『絶対諦めるな、最後まで諦めるな、お前ら絶対いけるからな』って(言ってくれて)。僕たちもまだまだいける、最後まで大丈夫と声かけをしながら鉄棒を迎えた」と話します。

8年前のリオ五輪では補欠として帯同した萱選手は、日本の団体金を観客席から眺め、3年前の東京五輪では、わずか0.103差での銀メダルに悔し涙を飲みました。

団体金メダルを渇望する思いは、ガッツポーズと声にのって体操の神様に届いたのかもしれません。

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