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金メダリストのラケット破損に水谷隼が同情「自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」

日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 12時52分

東京五輪で卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼さん(写真:T.LEAGUE/アフロスポーツ)

卓球の混合ダブルスで金メダルを獲得した中国の王楚欽選手のラケットが折れた悲劇について、東京五輪金メダリストの水谷隼さんが思いを話しました。

「ラケット折られたのは可哀想すぎる」と水谷選手。

王選手のラケット破損は、優勝直後の華々しい場面を写真に収めるため報道カメラマンが殺到し、チーム関係者以外は立ち入れないエリアまで侵入したことにより起こった事故です。

ラケットの大切さについて水谷さんは「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに。ラバーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない…時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ」とことの重要さを説明します。

さらに「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」とこのあと、シングルスと団体が残っている王選手に同情しました。

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