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「いずれ監督になって自分がとれなかったタイトルを取りに」興梠慎三が今季限りの引退を発表【サッカー】

日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 15時55分

今季限りの引退を発表した興梠慎三選手【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

サッカー元日本代表、Jリーグベストイレブンにも選出された興梠慎三選手が31日、2024シーズン限りで現役を引退することを発表。現所属チームである浦和レッズで会見を行いました。

この日、38歳の誕生日を迎えた興梠選手。2005年に鹿島アントラーズの一員として公式戦デビューを果たしました。その後、2007年6月にJ1初ゴールを決め、2024年まで毎年ゴールを量産。J1最長となる18年連続ゴールを決めています。積み重ねた得点数は、大久保嘉人さんの191得点に次ぐ歴代2位となる通算168得点となっています。

さらに平成最後のJリーグとなった2019年4月28日の清水戦に出場。後半アディショナルタイムにゴールを決め、『平成最後のゴールを決めた選手』として歴史に名を刻んでいます。

会見に臨んだ興梠選手は、自身の誕生日を引退発表の日に選んだことに関して「ここまで現役が続けられたのも、母が丈夫な体で生んでくれたからだと思う。引退会見という形で感謝を伝える日だと思い、この日を選びました」と明かします。また、引退の理由を、自身が納得いくパフォーマンスが披露できない体の衰えとしました。

引退後のビジョンとしては「裏方として浦和レッズをサポートしていきたい」「僕もいずれは監督の道に進みたい」とし、監督への“野心”を聞かれると「野心しかないです。浦和レッズの監督になって自分が取れなかったJリーグタイトルを取りにいきます」と強い言葉でコメントしました。

興梠選手の発表にSNSでは「間違いなくJリーグを盛り上げてくれた1人」「いつかこの日が来るのは分かってたけどやっぱり寂しい」「絶対に浦和での経験を現選手やこれからの若手に伝えていってほしい」「今度は監督としてACLに導いてください!」などの声が上がっています。

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