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落語家・蝶花楼桃花、阿部詩選手の姿に感動「私、こんなに泣けるほど努力できているかな」

日テレNEWS NNN / 2024年8月1日 6時10分

パリオリンピックの印象的なシーンについて語った落語家・蝶花楼桃花さん

落語家の蝶花楼桃花さんが7月31日、都内で『桃花 三十一夜』の千秋楽前会見に登場。パリオリンピックで熱戦を繰り広げた女子柔道・阿部詩選手の姿からパワーをもらったことを明かしました。

桃花さんが東京・池袋演芸場で開催した『桃花 三十一夜』は、新たに習得した演目を初披露する“ネタおろし”を毎回行う公演。期間は7月1日から7月31日までで、1か月間にわたって違う演目を毎日披露しました。

この挑戦について周りの反応はどうだったのか、桃花さんに聞くと「“31席ネタおろしですよね”って何回も聞き返された」と明かし、「そのくらい有り得ないことをやらせていただいたんだなって思いますね」と振り返りました。

また、演目を覚える難しさについては「(通常は)落語家は高座にかけて体につけていくというところがあるので、ネタをストックしていくのは初めてでしたね」と語り、「(演目は)短くても10分、15分はありますから、今回一番の長尺で90分というのを覚えたので、とにかく頭の中がごちゃごちゃみたいな感じでしたけど、いけましたね」と笑みを浮かべました。

■阿部詩選手の涙に「頑張らなきゃって思えた」

会見では現在開催中のパリオリンピックについての話に。印象的なシーンについて桃花さんは、柔道女子52キロ級の阿部詩選手が2回戦で敗れ、涙を流した試合を挙げ「私、こんなに泣けるほど『桃花 三十一夜』で努力できているかな、という感じで自分に置き換えて」とコメント。

続けて「あの涙っていうのはよっぽどの努力と、よっぽどのプレッシャーと(それが)解放された人の涙なんだなって感動して、頑張らなきゃって思えた」とパワーをもらったことを明かしました。

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