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【体操】橋本大輝 何が“難度不認定”になった?コーチが語る つり輪で予定のスコアが認められず6位に沈む

日テレNEWS NNN / 2024年8月1日 7時32分

つり輪の演技を行う橋本大輝選手(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 体操男子個人総合決勝(大会6日目=日本時間1日、ベルシー・アリーナ)

史上5人目の個人総合連覇を狙っていた橋本大輝選手は、あん馬の落下と、つり輪での難度不認定が響き、6位となりました。

■何が不認定になった?

体操の得点は、技の難しさを表すDスコアと、出来映えを表すEスコアで構成され、より難しい演技をより美しく実施することが求められます。

この日、橋本選手のつり輪はDスコア5.7を予定していましたが、実際のスコアは5.3と0.4低い得点に。一体どこで点数が引かれたのでしょうか。

日本代表コーチの新宅裕也さんによると、『力技のグループ』によって難度が不認定になったといいます。

つり輪のルールでは

・力技、静止技(グループ2)

・振動からの力静止技(グループ3)

といった技のグループ分けがなされており、同じグループで同じ形に収まる力技を実施できないというルールがあります。

橋本選手のつり輪では、グループ3の『ホンマ十字懸垂:D難度』のあとに、グループ2の『アザリアン(伸腕伸身逆上がり十字懸垂):D難度』と2つグループでそれぞれ十字懸垂を予定。

しかし、1つめの『ホンマ十字懸垂』で技の持ち込みの際に肩が高く上がり『ホンマ:B難度』と、『十字懸垂:B難度』に分割。この単体での十字懸垂がグループ2に該当するため、直後に行ったD難度の『アザリアン』の技が同グループとなり、不認定。D難度が認められず、結果としてDスコアが0.4下がりました。

新宅さんは「(肩が)上がったからこれは不認定かな?と思いました。それでも見てもらって、本当にそうですか?という権利はあるので、それは絶対に(インクワイアリーを)出さないと」と話しました。

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