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“自分のラケットではない?” バドミントン・山口茜が家族のラケットとともに戦う この日の相棒は“誕生日の兄”

日テレNEWS NNN / 2024年8月1日 7時1分

兄のラケットとともに決勝トーナメント進出を決めたバドミントン女子シングルスの山口茜選手(写真:新華社/アフロ)

◇パリオリンピック2024 バドミントン女子シングルス予選ラウンド(大会6日目=現地時間31日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

カナダのミシェル・リー選手に2-1(22-24、21-17、21-12)で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた山口茜選手。

実は試合中に使用していたラケットは自分のものではないそうです。

前回の試合には兄や父親のラケットを使って臨んでいたという山口選手。今回は、この日に誕生日を迎えたもう1人の兄のラケットを使用したといいます。

中盤まで接戦を強いられた山口選手ですが、ラケットに込められた家族のパワーと大きな声援に背中を押され、「いつもだったら諦めてしまいそうな展開だったが、最後までしっかりやろうという気持ちを持てた」と第2セットの終盤から調子を戻し勝利を収めました。

決勝トーナメントに向けて「いい感覚をつかめたと思う。明日以降につなげて今日よりいいプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ山口選手。悲願のメダル獲得へ、順調な滑り出しです。

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