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【卓球】早田ひな“満身創痍”で3位決定戦へ 左腕に“テーピング” “痛み止め”も服用「左の前腕部分に違和感」

日テレNEWS NNN / 2024年8月2日 22時13分

左腕にテーピングを張って準決勝を戦った早田ひな選手(写真:新華社/アフロ)

◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス準決勝(大会8日目=現地時間2日、パリ南アリーナ)

早田ひな選手(世界ランク5位)、中国のエース孫穎莎選手(世界ランク1位)と対戦し、0-4(6-11、8 -11、8-11、2-11)で敗戦。銅メダルをかけて、3位決定戦に臨むことになりました。

この試合、早田選手は左腕を黒いテーピングで固定して準決勝へ。前日に行われた準々決勝では、北朝鮮のピョン ソンギョン選手とのフルゲームに及ぶ大激闘。連日の試合の影響もあったのではないかと思われます。

試合中には左腕をかばった打ち方や気にする仕草を見せていた早田選手。タイムアウト時にはマッサージをしてもらうなど、万全な状態にほど遠い様子が、試合中に見られました。

SNSでは「早田選手、左手のテーピングがすごいけど大丈夫かな…」「早田選手の左腕のテーピングが痛々しい」など、心配する声。

試合後には涙を見せる姿。早田選手は「あまりいい状態とは言えないですけど、その中でもできる限りのことを精いっぱいやって、この結果になってしまった。後悔はないです。100%に近づけたいですけど、今の状態だと明日試合になってしまうので、なかなか厳しいものはあるんじゃないかと思います。でもいろんな方がサポートしてくれて、明日またコートに立てると思うので、それを幸せと思って、一瞬一瞬をかみしめて頑張りたいです」と話しました。

早田選手の状態について石田大輔コーチは「左の前腕部分に痛みや違和感がある。痛み止めを飲んで、どれだけのことができるか試す時間があれば良かったんですけど、ぶっつけ本番になってしまった。テーピングも含めて、時間が足りなかった部分がありました」とコメント。

3位決定戦は準々決勝で平野美宇選手をフルゲームで倒した韓国のシン ユビン選手(世界ランク8位)。銅メダルをかけた戦いは、厳しいコンディションの中、臨むことになりそうです。

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