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23年世界選手権には“性別が不適格”で出場できずも五輪は出場可能 アルジェリアの選手の対戦相手が46秒で棄権「ものすごい威力のパンチを受けた」

日テレNEWS NNN / 2024年8月2日 5時32分

アルジェリアのケリフ選手(左・赤)とイタリアのカリニ選手(右・青)写真:アフロ

◇パリオリンピック2024 ボクシング女子66キロ級2回戦(大会7日目=日本時間1日、ノース・パリ・アリーナ)

イタリアのアンジェラ・カリーニ選手とアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手の対戦は46秒でカリーニ選手が棄権することを選び、ハリフ選手の勝利となりました。棄権を選んだカリーニ選手はしばらくリングに座り込むと、涙を流しました。

「私が棄権したのは家族のことを思って」とイタリアのメディアに語ったカリーニ選手。「ものすごい威力のパンチを受けた。私はひるむ性格ではない、痛みを伴ってもひるまないことは周りのみんながよく知っている」と続けました。

海外メディアによりますと、相手のハリフ選手は2023年の世界選手権で「テストステロン値が高い」「男性のXY染色体を持っている」などとして、性別の適格性をみる検査で不適格とみなされると、出場を取り消されています。ハリフ選手は2018年の世界選手権から女子のカテゴリーで出場していました。IOC(国際オリンピック委員会)は東京五輪と今回のパリ五輪でのハリフ選手の出場を認めています。

棄権したカリニ選手は「(ハリフ選手が出場するのは)正しいか正しくないかは私が判断することではない」としています。

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