「これが結果、日本代表の実力」富樫勇樹 五輪3連敗も「前回とは違う気持ち」

バスケットボール男子日本代表・富樫勇樹選手(写真：長田洋平/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024バスケットボール男子　予選リーグ グループB ブラジル102-84日本(大会8日目＝2日、ピエール・モロワ競技場)

日本はブラジルに敗れ、予選リーグ3連敗で敗退。52年ぶりのオリンピックでの勝利はなりませんでした。

試合後、富樫勇樹選手は「結果として3連敗と厳しい結果になってしまった。それでも前回の大会とは違う気持ちで終えられているのは確かではあるので、これからまた日本代表が強くなっていくと思いますし。応援してくれた方に良い報告ができなくて申し訳ないですけど、自分たちができることは全力でできた」と話します。

語る“違う気持ち”という部分について尋ねると、「前回の五輪よりは日本のバスケットを見せることができたと思いますし、1勝に届かなかったというところはありますけど、前を向いてこれからも日本バスケットボール男子は走っていけると思います」とコメント。

今大会では第2戦のフランス戦で、勝利まであと1歩と、バスケファンを興奮させる試合を見せてくれた日本代表。富樫選手はそんなファンに向けて「今回の大会に限らず、自分たちの結果に関係なく、沢山の方に現地に来てもらって、応援してもらって、テレビでもたくさんの方が見てくれたと思うんですけど、そういう方々に感謝の気持ちは伝えたい」と話し、最後に「これが結果というか、日本代表の実力だと思う」と語りました。