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同時多発テロ“主犯格”被告ら3人との司法取引を破棄 米国防総省

日テレNEWS NNN / 2024年8月3日 16時42分

ハリド・シェイク・モハメド被告(U.S. NEWS AND WORLD REPORT)

2001年のアメリカ同時多発テロをめぐり、国防総省は主犯格とされる被告ら3人と合意していた司法取引を破棄したと発表しました。

アメリカ国防総省の2日の発表によりますと、同時多発テロの主犯格とされるハリド・シェイク・モハメド被告ら3人との司法取引を破棄したということです。

この司法取引は先月31日に合意したもので、アメリカメディアは、被告ら3人が罪を認める代わりに死刑を免れ、終身刑になると伝えていましたが、死刑を求める遺族側から反発の声が上がっていました。

破棄の理由は明らかになっていませんが、オースティン国防長官は書面で、「重大性に鑑み、このような決定の責任は私が負うべきだ」と述べ、自身の権限で撤回したとしています。

これにより被告ら3人が死刑になる可能性が再び浮上しています。

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