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「すごく難しい大会」柔道・素根輝 大会連覇を目指すも途中棄権 “痛々しい姿”で涙ながらに語る

日テレNEWS NNN / 2024年8月3日 15時0分

大会連覇を逃した素根輝選手(写真:AP/アフロ)

◇パリオリンピック2024 柔道女子78キロ超級(大会8日目=日本時間2日、シャンドマルス・アリーナ)

パリ五輪・柔道女子78キロ超級に出場し敗者復活戦を棄権した素根輝選手が、記者団に胸の内を明かしました。

東京五輪では金メダルを獲得し、今大会2連覇が期待されていた素根選手。試合後、カメラの前でつえをつき、左膝にサポーターをした姿でインタビューに答えました。「今大会はいろいろここまで大変なことが多かったんですけど、その中でも金メダルをやってきたので悔しい気持ちが1番あります」とコメント。

素根選手は今大会、準々決勝で敗れると左膝を痛め、敗者復活戦を棄権。2大会連続のメダル獲得とはいきませんでした。「(五輪は)2回目なんですけれども、なかなか難しい大会というか自分が望んだ結果を出すことができなかったので、すごく難しい大会だったなと感じています」と大会を振り返りました。

またパリ五輪に向けての道のりを「東京オリンピックが終わってからすごく苦しくて、逃げ出したい時もあったんですけれども、本当にたくさんの方々の支えがあって、この舞台に立てて、この大会もすごい不安がある中で、臨んだんですけれども、無事に畳に立てたのは、結果もほしかったんですけれども、まずはしっかり迎えられたというのは良かったです」と言葉にしました。

最後に今の思いについてを聞かれ「本当になんでしょう・・・」と口にすると言葉に詰まり、目から涙があふれ出します。そしておよそ30秒後、「本当にたくさんの方々の支えがなければ、ここにはいないので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と涙ながらに感謝の言葉を伝えました。

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