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【卓球】早田ひな「ドライヤーも自分ではできないという状態」 不屈の精神でつかんだ銅メダル

日テレNEWS NNN / 2024年8月4日 12時11分

メダルが決まると泣き崩れる早田ひな選手(写真:新華社/アフロ)

◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス3位決定戦(大会9日目=日本時間3日、パリ南アリーナ)

卓球女子シングルス3位決定戦で早田ひな選手は、韓国のシン ユビン選手を4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)で下し、銅メダルを獲得。左腕の前腕にテーピングを巻いて挑んだ激戦を涙で語りました。

前日の準決勝後には、左腕の故障を明かし、3位決定戦の出場も危ぶまれていた早田選手。最初のゲームを落としますが、直後に3ゲームを連取。粘る韓国のエースを4-2で下し、銅メダルが確定した瞬間、その場にしゃがみ込み、泣き崩れる様子がありました。

「準々決勝が終わってから準決勝に入ったその1日で自分がもう180度人が変わってしまったぐらい何もできなくなってしまって。その現実を受け入れるのにも時間がかかったのですけど、でも今日はやるしかないと思ってとりあえずコートには立った」

試合前の状況を明かし、「でもその試合に入る前の5分でドクターに注射打ってもらって、それで本当にもしかしたらいけるかもという感覚が出てきたので、やるしかないという思いでやっていました」と話しました。

また早田選手は「この状況の中でお風呂も一人で入れない、ドライヤーも自分ではできないという状態で今日の試合も後悔ないようにやろうと思っていたのですけど」と言葉をつまらせ、「ここで、こんな状況の中でもしっかり皆さんに支えていただいて、乗り越えることができて、銅メダルを獲得できたので。みなさんに少しでも恩返しできたかなと思います」と、声を振り絞りながら感謝の言葉を続けました。

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