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早田ひなの“テーピング” 実はコーチも腕に巻いていた...そのワケは? ケガを抱えながらも執念の銅メダル獲得

日テレNEWS NNN / 2024年8月4日 11時0分

早田ひな選手は左腕にテーピングをまいて試合に出場(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス3位決定戦(大会9日目=日本時間3日、パリ南アリーナ)

左腕にテーピングを巻いて3位決定戦に出場した早田ひな選手。韓国のシン ユビン選手に4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)で破り、銅メダルを獲得しました。

前日の準決勝後には、取材陣に左腕の故障を明かし、3位決定戦の出場も危ぶまれていた早田選手。それでも不屈の精神でコートに立ち続けました。

石田大輔コーチは、前日の夜について「治療を7時間くらいして、選手村に帰ったのも夜中の1時くらいでした」と説明。「僕はもう横で見ることしかできないから、情けないと感じていました」と心境を振り返りました。

それでも「僕が唯一できたとしたら、ひなと同じテーピングを巻いたこと」とインタビューエリアでそのまかれたテーピングを見せます。「戦術の中でひながどんな制限かかっているんだろう」と自ら腕に巻くことで、早田選手と戦術を立てたと明かしました。

石田コーチは元々スポーツ関係の会社に勤めていましたが、早田選手が中学2年時に優勝した全国大会決勝の試合を見て「これは世界で戦える選手かもしれない」と感動し、退職を決意。その後、早田選手の専属コーチとして指導を続けてきました。

二人三脚で歩んできたパリ五輪までの道のり。銅メダル獲得の裏側には、2人の“テーピング”がありました。

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