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斉藤立や阿部一二三が涙の謝罪「申し訳ないと言わないでくれ」解説の穴井隆将さんがねぎらう 柔道混合団体は2大会連続銀

日テレNEWS NNN / 2024年8月4日 11時26分

フランスに敗れ涙を流す阿部一二三選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 柔道混合団体決勝(大会9日目=日本時間4日 シャンドマルス・アリーナ)

日本は決勝で開催国フランスに敗れ、2大会連続銀メダル。この試合の解説を務めた男子100キロ級で世界選手権優勝の経験を持つ穴井隆将さんの選手を思いやる“言葉”が話題となりました。

先に4勝すれば王手をかける混合団体は、3勝1敗と先に勝利に王手。しかし、第5試合の阿部一二三選手が階級が上の選手に敗れると、連敗し3勝3敗へ。

勝負を決める最終戦は、デジタルルーレットによる抽選が行われ、男子90キロ超級に決定。斉藤立選手と男子100キロ超級金メダリストのリネール選手の2度目の対戦となりましたが、6分26秒の戦いで大内刈りで一本を取られ、逆転負けとなりました。

ランダムで抽選される最後の戦いが最重量級の王者との戦いとなり、穴井さんも「あそこで90超になるかな~。やっぱり彼(リネール)は持っているんですね」と話しました。

その後敗れた日本の選手たちはインタビューで涙ながらに“謝罪”。斉藤選手は「本当に顔向けできない。すみませんでした」と、阿部選手は「本当に日本の皆さんにすみませんっていう気持ちです。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と涙ながらに語りました。

これに穴井さんは「申し訳ないと言わないでくれ。勇気と希望をもらいました。頑張りましたよ」と選手を思いやりました。

SNSでは「穴井さんのこの言葉で応戦してた我々も救われた」「みなさんには胸を張って帰ってきてほしい」「日本の皆さんにすみませんなんて絶対言わなくて良い」「日本人として選手たちを誇りに思っている」といったコメントが並びました。

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