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「強い選手にならないといけない」サニブラウンは100m自己新の9秒96も準決勝敗退 リレーに向けて「この悔しい気持ちを胸に、これ以上の活躍ができれば」

日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 10時0分

サニブラウン選手は9秒96の自己記録も決勝進出を逃す(写真:松尾/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 陸上男子100m準決勝(大会10日目=日本時間5日 スタッド・ド・フランス)

男子100m準決勝3組目に出場したサニブラウン アブデル ハキーム選手。自己記録を0秒01更新する9秒96をマークしましたが、決勝進出とはなりませんでした。

「最初の70mはいい走りで、そこからちょっとばらける部分があって、失速してしまう形になったかなと思います」

この組はジャマイカのトンプソン選手が全体トップの9秒80を記録。2着も9秒8台で懸命に前を追いました。

オリンピックの準決勝の舞台で自らの記録を超える走りをみせるも、4着で決勝まで0秒03届かず。「自己ベストだったとしても、勝てないと意味がないので、いくら速かっただろうが強い選手にならないといけないなというのはまた再び感じたところだと思います」と悔しさをにじませました。

前回の東京五輪は100mの代表を逃し、200mで出場、オリンピックの舞台について「やっぱりこのような大舞台で走るのは楽しいですし、スポーツ選手として生きている感じがしてものすごいありがたいなと思います」と語ったサニブラウン選手。

リレーの試合を残していることに関しては、「この悔しい気持ちを胸に、リレーではこれ以上の活躍ができればと思っています」と、次戦へ向けて意気込みました。

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