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【クライミング】安楽宙斗が唯一の2課題連続完投で他を圧倒 楢﨑智亜も意地の完登で日本が1・2フィニッシュ

日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 19時18分

2つの課題で完登したスポーツクライミングの安楽宙斗選手(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング男子ボルダー&リード準決勝ボルダーラウンド(大会11日目=日本時間5日 ル・ブルジェ・スポーツクライミング)

スポーツクライミングのボルダーで安楽宙斗選手が出場選手で唯一課題を2つ連続で完登しました。

安楽選手は第1課題の2回目のアテンプト(トライ数)で他の選手が苦戦する中、最後のルートを時間をかけずに完登すると、会場からも大きな拍手が送られます。さらに第2課題も迷いを見せずに、着実に登っていくと1回目で完登。連続完登は安楽選手のみとなります。第3課題を9.5ポイントでこの段階でトップにたちます。その後第4課題でも9.6ポイント重ねました。

東京オリンピックでは4位入賞とわずかにメダルに届かなかった楢崎智亜選手は第1課題を3回目のアテンプトで9.8ポイントを獲得。その後も第2課題は10.0ポイント、第3課題を9.8ポイント。最後の第4課題で意地の完登を見せ、24.8ポイントと一気に得点を重ねます。

安楽選手がトップの69.0ポイント、楢崎選手が2位の54.4ポイントにつけボルダーラウンドを終えます。20選手中完登したのは6選手。その中で2つの課題を完登したのは安楽宙斗選手のみとなります。

スポーツクライミングはこの後日本時間7日にリードを行い、その合計ポイントで上位8位までが決勝へ進出します。

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