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【陸上】サニブラウンは100m決勝進出ならず “9秒96”の自己ベストも悔しい表情「ちょっとずつ追いつくだけでは足りない」

日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 3時28分

レース後頭を抱えるサニブラウン選手(写真:時事)

◇パリオリンピック2024 陸上男子100メートル準決勝(大会10日目=日本時間5日 スタッド・ド・フランス)

男子100メートル準決勝3組目に出場したサニブラウン アブデル ハキーム選手は決勝進出とはなりませんでした。

前日の予選では日本勢としては五輪史上最速タイムとする10秒02をマーク。迎えた準決勝は追い風0.5メートルの中、自己記録を0秒01更新する9秒96の4着でフィニッシュ。しかし全体のタイム上位2名にはあと0秒03足りず、準決勝で敗退となりました。

日本選手で最後に決勝進出をしたのは、1932年ロサンゼルス五輪で6位に入った吉岡隆徳さん。世界選手権で2大会連続決勝(22、23年)に進出したサニブラウン選手は、92年ぶりの快挙とはなりませんでした。

レース後、「調子よくて、全部出し切る勢いでスタートしたんですけれど、うまく最後まとまりきれなかったのは失速したきっかけになったのかなと思います。(ラスト)伸びてくる選手は伸びてくる。力まずしっかり自分のレースできればちゃんと食らいついていけると言われていたが、オーバーストライド気味になってしまった。(トップとの差は)縮まっているとは思いますが、世界の選手もどんどん先に行ってるので、ちょっとずつ追いつくだけでは足りない」と振り返りました。

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