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【柔道】高山莉加 階級上の相手「怖くて戦いたくないのが本音」欠場・素根の助言で「一人じゃ無い、素根輝がついている」と奮起

日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 15時46分

高山莉加選手(写真:青木紘二/アフロスポーツ)

柔道混合団体で銀メダルを獲得した高山莉加選手が、試合後に心境を語りました。

開催国のフランスと、混合団体の決勝で対戦した日本。計3勝4敗となり惜しくも敗れましたが、高山選手は2戦目の女子70キロ超級に出場し勝利しました。

第1戦は男子90キロ級。村尾三四郎選手が1勝目を飾ると、2戦目は高山選手。相手は個人戦では女子78キロ超級銅メダルと体格の勝るディコ選手でしたが、みごと勝利し日本に流れを呼び込みました。

指導を2つ受け、あと1つで負けという場面を迎えた高山選手。「苦しい姿勢の中で、あとはもういくしかないと思ったので。当たって砕けろ精神で足をかけてしまえと思ってかけたら相手が倒れたので、本当に運がよかった」と絶体絶命の状況を振り返りました。

試合前にはけがで欠場の素根輝選手からアドバイスを受けたといい、「戦う前はめちゃくちゃ怖くて、戦いたくないというのが本音だったんですけど、アップ場で(素根選手に)戦い方のアドバイスをもらって。自分は一人じゃ無い、素根輝がついていると思ったので、自信を持って畳に上がって戦うことができました」と素根選手の貢献を明かしました。

素根選手は「私が出場することが出来なかったので、チームの皆さんに迷惑をかけてしまっているというところで、何か自分ができる、少しでも力になりたいなという気持ちで言わせてもらいました」と当時の心境を語りました。

階級上の相手にも果敢に挑んだ高山莉加選手(写真:青木紘二/アフロスポーツ)

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