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太田雄貴「僕の代で1回指はかかった」 フルーレ初の金メダルに「言葉にできないくらい感動」

日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 11時46分

金メダルを獲得したフェンシング男子フルーレ団体(写真:新華社/アフロ)

◇パリオリンピック2024 フェンシング男子フルーレ団体 決勝(大会10日目=現地時間4日、グランパレ)

フェンシング男子フルーレ団体が、この種目で史上初の金メダルを獲得。悲願の勝利に、元日本代表の太田雄貴さんが喜びを語りました。

太田さんは08年、北京オリンピック男子フルーレ個人に出場。決勝で敗れたものの、フェンシングで日本人初のメダルとなる銀メダルを獲得しました。

フルーレで金メダルを獲得するのは、今回が初めて。23年世界選手権の男子団体初優勝に続く快挙に「かっこよかったですね。王者の戦い方をしてくれた選手たちにありがとうと言いたいです」と感謝を口にしました。

なかなか届かなかった、フルーレでの金メダル。これまでの道のりについて「高い壁を何度も何度もはじき返されて。世代を超えて、僕の代で1回指はかかったんですけど、そのあとまたしばらく苦しくなってきたときに、松山恭助という一人の青年が現れて。そこに敷根崇裕というまた同年代の天才が現れてきて、それでも届かなかった東京オリンピックで」と回想。

今大会も個人では飯村一輝選手が4位に終わるなど、絶対的なエースがいるわけではありませんでしたが「足りなかったピースに飯村一輝が入ってきて、そして団体で活躍した永野雄大、最高の4人でフランスをわかせてくれたなと思って、言葉にできないくらい感動しました」と団体での金をたたえました。

今大会ではフェンシングで5個(金2、銀1、銅2)のメダルを獲得。今後については「この5個を次のロサンゼルス(五輪)にどうつなげていくのかというのは、大事なポイントなのかなと思いました」と次を見据えました。

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