幾度となく日本を救った“守備の要”山本智大「五輪の舞台で勝つという難しさを体感した」 【男子バレー】

イタリア戦に出場したバレーボール男子日本代表の山本智大選手(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 バレーボール男子 準々決勝 イタリア3-2日本(大会11日目＝日本時間5日、パリ南アリーナ)

バレーボール男子日本代表は、イタリアとの準々決勝に臨むも、セットカウント2-0から逆転負けを喫し、フルセットの末敗れました。

試合後、日本の守備の要として活躍したリベロ・山本智大選手は「3セット目の取るべきところで得点を取れなかったのが準々決勝の敗因。オリンピックの舞台で勝つという難しさを体感しました」と準々決勝のイタリア戦を振り返りました。

今大会では、相手からの攻撃をカットする「ディグ」を数多く見せ、チームの危機を幾度となく救った山本選手。「これで勝利することができればもっと良かった」と敗戦の悔しさをにじませました。

今大会を振り返っては「なんとしてもメダルを取ってやろう思っていたので、東京オリンピックが終わってからここまで苦しかったですが、よく頑張ってきたなと思うと同時に、非常に悔しさが残る大会となって、色々な感情がこみ上げてきました」とコメント。

今後に向けては「先のことは考えられない状況ですけど、1回休みをもらって、来年の活動に生かしていければいいかなと思います」と前向きなコメントを残しました。