爆風スランプ、26年ぶりに新曲リリース サザンオールスターズ・関口和之がジャケット手がける

爆風スランプのバーベQ和佐田さん、サンプラザ中野くん、パッパラー河合さん、ファンキー末吉さん（左から）

4人組ロックバンド・爆風スランプが6日、26年ぶりとなる新曲をデビュー日にあたる8月25日に配信リリースすることを発表しました。

タイトルは『IKIGAI』。作詞を務めたボーカルのサンプラザ中野くんは、「“生きがい”という言葉は、“Kawaii”や“Mottainai”同様、“IKIGAI”となり世界共通語になり始めているそうです。ですが、我々日本人も実はこの言葉をしばらく忘れていたのではないでしょうか？　ぜひ我々の曲を聴いていただき“IKIGAI”を思い出してもらえるとうれしいです！」と語りました。

1999年4月に活動休止を発表し、2005年、2007年、2010年には限定復活ライブを実施していた爆風スランプですが、新曲は1998年以来、26年ぶり。ミュージックビデオも、30年ぶりに撮影されたとのことです。

関口和之さんが手がけた「IKIGAI」のジャケット

配信ジャケットを手がけたのは、サザンオールスターズのベーシストであり、イラストレーターの顔も持つ関口和之さん。メンバーのイラストを描き下ろしました。

実は、爆風スランプのデビューシングル『週刊東京「少女A」』とアルバム『よい』の両ジャケットも関口さんのイラストが採用されていて、40年たったメンバーの似顔絵を改めて描いてほしいという爆風スランプからの依頼を、関口さんが快諾する形で実現しました。

また、『爆風スランプ～IKIGAI～デビュー40周年日中友好LIVE“あなたのIKIGAIナンデスカ？”』と題したツアーも開催する予定です。

爆風スランプは、サンプラザ中野くん（Vo）、パッパラー河合さん（Gt）、バーベQ和佐田さん（Ba）、ファンキー末吉さん（Dr）からなるロックバンド。1984年にメジャーデビューし、1988年には『Runner』がヒット。この年紅白歌合戦に初出場しました。以後『リゾ・ラバ』、『大きな玉ねぎの下で～はるかなる想い』など数々のヒット曲を発売しています。