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【卓球男子】戸上隼輔「自分が必ず取っていい流れを受け渡すと想定」悪い流れ断ち切るストレート勝利でエース張本智和にバトンを託す

日テレNEWS NNN / 2024年8月7日 6時21分

準決勝進出を決めた篠塚大登選手(左)と戸上隼輔選手(右)(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

パリオリンピック2024 卓球 男子団体 準々決勝(大会12日目=日本時間6日、パリ南アリーナ)

卓球・男子団体の準々決勝に出場した日本は、台湾を相手に3-1で勝利しました。

第1試合の戸上隼輔選手と篠塚大登選手のダブルスは、見事なコンビネーションを発揮し、3-0でストレート勝利。

両者のエース対決となった第2試合は、張本智和選手が台湾の林昀儒選手に苦戦し、フルゲームの熱戦に。一歩もゆずらない両者でしたが最後は林昀儒選手が制しこの試合を落とします。

台湾に主導権を握られかねない展開のなかで第3試合を迎えた戸上選手。2ゲームを連取すると落ち着いて試合を進め、ストレート勝利。

戸上選手は試合後、このときの状況を「2番の張本選手は負けてしまったんですけど、本当に林選手相手に素晴らしい試合を見せてくれて、3番、自分が必ず取って、4番にいい流れを受け渡すというところまで、自分の中で想定して試合をすることができた」と振り返りました。

悪い流れを断ち切った日本は第4試合、張本選手が台湾のベテラン・荘智淵選手と対戦。第1ゲームから気迫のこもったプレーで相手を圧倒し、ストレート勝利。3大会連続の準決勝進出を決めました。

ダブルスで躍動した篠塚選手は試合後「とてもいい形で勝つことができて、戸上選手、張本選手が苦しい試合だったが、乗り切ってくれた」とコメント。さらに準決勝へ向けて「あまり何も考えず、今日みたいないつもの通りのプレーを目指して頑張りたいです」と意気込みました。

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