隣家に“生卵投げつけ女”逮捕…5年間にわたり嫌がらせか 「クソばばあ覚えておけ」と暴言も

日テレNEWS NNN

隣の家に生卵を投げつけていたとして、53歳の女が逮捕されました。女は5年間にもわたり隣の家に嫌がらせを続けていたとみられています。

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7日、岐阜県川辺町の住宅。住民が見せてくれたのは…

被害を受けた女性

「白い壁が真っ黒になっていたので、なんでこんな目にあうのかなっていう理不尽な気持ちでいっぱいです」

壁一面に広がる液体が垂れた何本もの筋。そして、壁や地面には粉々になった卵の殻が。収納ボックスをどかすと、大量の卵の殻が落ちていました。

被害を受けた女性

「お隣の方が卵を投げてくるんですね。庭とか畑とかにいても気持ち悪くて、家に入ってしまうぐらい強烈な臭いでした」

記者

「ここ（卵が投げつけられた場所）に近づいただけで生臭い臭いがします」

この卵を投げたとみられているのが…

警察車両に乗せられる女

「クソババァ覚えとけよ！」

隣の家をにらみ、暴言を吐いて警察車両に乗せられる女。岐阜県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕された、各務良子容疑者（53）です。

警察によると、各務容疑者は先月19日と25日の2日間にわたり、川辺町にある住宅に生卵を複数個、投げ入れる嫌がらせ行為をした疑いがもたれています。

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各務容疑者の自宅と隣接しているのが被害にあった民家。“その瞬間”をカメラが克明に捉えていました。

先月25日に各務容疑者の自宅を捉えた防犯カメラの映像。窓が少し開くと次の瞬間、白い卵が2つ投げられました。

その約40分後、同じ窓が再び開きさらに2つ。被害はこの日だけではありません。

被害を受けた女性

「毎日です。投げてない日がないですね、少ないときで5・6個。多いときには20個ぐらい」

多いときには20個。2パック分もの生卵が投げられたというのです。

別の日には、2つ白い卵が投げられたかと思えば、わずか10分後に3つ飛んでくる様子が防犯カメラに映っていました。

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こんなケースもありました。卵を投げますが、隣にまで届きません。すると各務容疑者やってきて、落ちた殻を拾って隣に投げ入れたのです。

被害を受けた女性

「1回だけゆで卵を投げてきたんですけど、外にあった農機具をいれるボックスが割れてしまって」

しかもこの被害、最近始まったことではありませんでした。

被害を受けた女性

「2019年の12月の初めくらいにベランダと庭の方に投げ込まれていて」

5年ほど前からほぼ毎日被害を受けているというのです。

身の危険を感じた女性は防犯カメラを設置。各務容疑者は3年前に一度、同じ容疑で逮捕されたものの、その後も同様の行為を繰り返しているといいます。

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さらに…

被害を受けた女性

「帰ってきて車のドア開けた瞬間に“クソババァ”とか言われて」

一体なぜ女性はこのような被害を受けることになったのか？

被害を受けた女性

「（Q．何かでトラブルに？）ないです、ないです。お話も多分10年ぐらいしてないんじゃないですかね。刺激しないのが私のとれる唯一の策でしたので」

約20年前に各務容疑者が引っ越してきたときからゴミの投棄などの嫌がらせが始まり、徐々にエスカレート。しかし、女性には被害を受ける心当たりはないといいます。

被害を受けた女性

「掃除したんですけどキリがないので、砂利もとりかえてきれいにしたんですけどまた元通り。1か月くらいでこんな状態です」

「（Q．逮捕されましたが）ほっとしました。これからやっと普通のというか、家に帰っても安心して暮らせるかな、夜も眠れるかなという感じです」

警察の調べに対し各務容疑者は「やっていません」などと、容疑を否認しているということです。

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