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【レスリング】文田健一郎“どのメダルよりも重みを感じる金メダル” 競技人生を支えた家族の存在にも感謝「感謝してもし尽くせない」

日テレNEWS NNN / 2024年8月7日 7時12分

金メダルをかけ喜ぶレスリング文田健一郎選手(写真:ロイター/アフロ)

パリオリンピック2024 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級 決勝(大会12日目=現地時間6日、シャンドマルス・アリーナ)

レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の決勝に臨んだ文田健一郎選手が、1984年のロサンゼルスオリンピック以来、40年ぶりの金メダルを獲得しました。

試合序盤からリードを奪い、結果的に4-1で勝利し、悲願の金メダルを獲得した文田選手。

表彰台の一番上で聞いた君が代については「僕が(金メダルによる)オリンピックの舞台で流す君が代だったので、今まで聞いてきた国歌よりも深く踏み込んだもので、一音も逃さないぞという思いで、目と耳に焼き付けました」と振り返りました。

金メダルを首にかけ「今まで取ってきたどのメダルよりも重い。このメダルの重みだけではなくて、すごい長い時間をかけてメダルを目指してきたので、時間とか、そこで感じたことが、今首にかかっているんだなと思います」とコメント。

そして心の支えとなった家族については「家族の存在がなかったら恐らくもう一回オリンピックを目指そうと思わなかった。ずっと横で奥さんが支えてくれて、娘が生まれて娘のためにもという気持ちも出てきた。競技以外のところで僕の競技を支えてくれる人が身近にいるのは特別な出来事だったので、感謝してもし尽くせないですけど、このメダルを見せて少しでも良かったと思ってもらえたら最高です」と感謝の思いを述べました。

さらに共に金メダルを目指した父が観客席で観戦していたこともあり、「この瞬間をしっかり共有したいです」と親子にしか分からない気持ちの高ぶりを見せました。

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