【レスリング】須崎優衣がまさかの初戦敗退から銅メダル獲得 相手を圧倒し意地の勝利

レスリングの須崎優衣選手(写真：エンリコ/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 レスリング女子フリースタイル50キロ級3位決定戦(大会13日目＝日本時間8日 シャンドマルス・アリーナ)

初戦敗退からメダル獲得へ望みをつないだ須崎優衣選手が、銅メダルをかけてウクライナのオクサナ・リバチ選手との3位決定戦に臨みました。

東京オリンピックで金メダルを獲得し2連覇を目指したパリ五輪でしたが、初戦でインドのビネシュ選手にまさかの敗退。試合後には状況を信じられないような表情で、マットに膝をついた須崎選手。

その後、組み合わせの影響で敗者復活戦を不戦勝で勝ち上がり、3位決定戦に進むことが決まりました。

再起をかけた須崎選手は第1ピリオドの序盤から積極的に攻め、バックをとり先制点を奪うと、終盤には足をとると、ローリングして追加点を奪うなど8点を奪います。

さらに第2ピリオド、開始直後にバックをとり2点を加えた須崎選手。10対0で相手を圧倒し銅メダルを獲得しました。