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【競技担当が注目】パリ唯一の新種目ブレイキン 女子注目は“自分らしさ”を貫くAMI

日テレNEWS NNN / 2024年8月9日 11時31分

ブレイキン女子日本代表・AMI選手(写真:AP/アフロ)

競技日程も後半を迎えているパリ五輪。9日から行われる注目の競技が“ブレイクダンス”の名で親しまれる「ブレイキン」です。

パリ五輪で“オリンピック初開催”となるブレイキンは女子部門でメダルが大きく期待される選手がいます。それが世界ランキング3位の湯浅亜実選手(ダンサーネーム「AMI」)です。

ブレイキンとの出会いは「ウインドミル」

姉・亜優さんの影響で小学1年生の時からダンスを始めたAMI選手。ブレイキンとの出会いは「ウインドミル」と呼ばれる代表技でした。

上半身を使って回転するウインドミル(写真:松尾/アフロスポーツ)

「ウインドミル」に挑戦してみたいという興味本位でブレイキンを始めたAMI選手。「あざだらけになりながら技を練習してそれができるようになった達成感がすごい楽しかった」とどんどんその面白さに引き込まれていくようになりました。

周りの仲間にも恵まれ、中学1年生の時から活動を本格化。当時、学校が終わると、住んでいた埼玉県から神奈川県の溝の口まで母の送り迎えの下、夜な夜な練習に励んでいきました。

ステップ、回転技、唯一無二の表現・・・その実力は“世界トップ”

次第にブレイキンの世界で頭角を現してきたAMI選手。2018年に行われたブレイキン界最高峰の大会「レッドブルBC One(ビーシーワン)」の女子部門で初代女王に輝くと、翌年に初開催された世界選手権でも優勝。これまで制してきた世界大会は数が知れないほど、世界でもトップ選手としてこれまで活躍をしています。

そんなAMI選手の強さはブレイキンに構成されるトップロック(立った状態でステップ)・フットワーク(しゃがんだ状態で足を使ってステップ)・パワームーブ(全身を使って回転)・フリーズ(体の動きを止める)の4つの要素を高レベルでこなせることに加え、足のつま先から指先まで意識をし1つ1つの“形”を格好良く魅せる唯一無二の踊りを出せることにあります。

1つ1つの“形”にこだわるAMI選手(写真:アフロスポーツ)

パリ五輪で目指すのは“AMIらしさ”

2024年5月と6月の2回にわたって行われた五輪最終予選では準優勝と優勝と他を圧倒する実力で五輪の切符を勝ち取ったAMI選手。五輪に出場することで伝えたいのは“自分らしさ”だといいます。

「ステージで一番楽しんでいる時が自分らしく気持ちよく踊れる。“AMIらしさ”は見ている人に感じ取ってもらえたらうれしい。AMIはやりたいことを思いっきりやるだけ。パリは全力で楽しみたい」

初開催というだけあって注目を集めるブレイキン。実力・キャラクターを引っさげたAMI選手の演技に注目です。

AMI選手が出場する種目のスケジュール(パリオリンピック公式HPより)

◆ブレイキン女子(日本時間)

 予選:8月9日 23時

 準々決勝:8月10日 3時

 準決勝:8月10日 3時45分

 決勝・3位決定戦:8月10日 4時15分

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