【レスリング】樋口黎が8年ぶりのメダル確定 相手を圧倒し第1ピリオドで決着つける

準決勝で勝利し8年ぶりのメダルを確定させたレスリング日本代表の樋口黎選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024　レスリング男子フリースタイル57キロ級準決勝(大会14日目＝日本時間9日、シャンドマルス・アリーナ)

リオオリンピック銀メダリストの樋口黎選手が準決勝で勝利し8年ぶりとなるメダルを確定させました。

東京オリンピックは落選し出場できなかった樋口選手は初戦、相手が棄権し不戦勝で勝ち上がります。準々決勝ではプエルトリコのダリアン トイ・クルス選手と対戦。相手を圧倒し12対2でベスト4入りを決めました。

そして迎えた準決勝。インドのアマン・アマン選手と対戦した樋口選手は第1ピリオドの序盤、一本背負いから4ポイントを奪うとさらに、片足タックルから後ろに回り追加点をあげ6対0とします。さらにその後、再びタックルから2点を追加。そこからひっくり返しさらに2点を加えた樋口選手。第1ピリオドで決着をつけ決勝進出。リオオリンピック以来、8年ぶりのメダルを確定させました。