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「ダメダメな登りでしたね」安楽宙斗が銀メダルも悔しさ吐露 日本男子のメダル獲得は初の快挙【クライミング】

日テレNEWS NNN / 2024年8月9日 21時13分

リードを終え悔しい表情を見せる安楽宙斗選手【写真:アフロ】

◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング 男子ボルダー&リード決勝 リードラウンド(大会15日目=日本時間9日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

スポーツクライミングの「男子ボルダー&リード」の決勝戦が行われ、安楽宙斗選手が『銀メダル』を獲得しました。

決勝前半のボルダーでは、2連続完登など圧巻の登りを見せトップに立った安楽選手。後半のリードでは思うように得点を重ねることができず、合計「145.4」ポイントで銀メダルとなりました。

試合後にインタビューに応えた安楽選手は「ボルダーで(他の選手と)ほぼ同点で、リードで勝った方が勝つっていう状況で」と振り返り、リードの結果が1位の選手と“16ポイント”の差があったことに触れ「圧倒的に負けたなって感じですね」と悔しそうな表情を見せます。

17歳の現役高校生である安楽選手は今回が初のオリンピック。出場順がラストの8番目となるなど、緊張感のある場面となりましたが「だいぶリラックスして登れたんですけど」とコメント。しかし「疲労の切り替えとか、途中のパートですごくグラグラして、いつ落ちてもおかしくなくてダメダメな登りだったので、リードは完敗って感じですね」と再び悔しさを吐露しました。

しかしスポーツクライミングで日本男子選手がメダルを手にするのは初の出来事。歴史的な快挙を成し遂げました。

日本時間10日には同種目・女子の決勝戦が行われ、日本からは森秋彩選手が出場します。

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