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「先輩、やったってください!」3位決定戦に挑む須崎優衣が仲間から贈られたパワー 日下尚は「本当に憧れの選手」と語る

日テレNEWS NNN / 2024年8月9日 7時30分

会見に参加した須崎優衣選手(左)と日下尚選手(右)【写真:森田直樹/アフロスポーツ】

◇パリオリンピック2024 レスリング(大会13日目=日本時間8日 シャンドマルス・アリーナ)

レスリングのグレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚選手と、女子フリースタイル50キロ級で銅メダルを獲得した須崎優衣選手が、試合前に交わした言葉を明かしました。

2021年に行われた東京五輪で金メダルを獲得した須崎選手。2大会連続の金メダルを期待されていましたが、まさかの初戦敗退となりました。その後、3位決定戦に臨むことになった須崎選手に、日下選手はある言葉をかけました。

「先輩、やったってください!」

なぜこの言葉をかけたのか聞かれた日下選手は「(須崎選手は)レスリングをずっと引っ張ってくれた選手で、本当に頑張ってほしい…頑張ってほしいっておこがましいですけど、本当に自分自身、憧れの選手なので」とその時の思いを振り返ります。

須崎選手の3位決定戦の前には、日下選手の決勝戦が行われ、日下選手は金メダルを獲得していました。

須崎選手は試合前の思いを聞かれると、日下選手の決勝戦を見たことを明かし「3位決定戦前に(日下選手の試合を見て)勇気をもらえたし、私も勝って終わりたいと思った」と答えます。さらに、日下選手の言葉を聞き「パワーをもらって、その言葉のおかげで力強くマットに立てた」と感謝の思いを口にしました。

マットの上で個人で戦うレスリングですが、舞台裏では代表選手同士の支え合う姿が多く生まれています。

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