「森ちゃん！すごいすごい！よく頑張った！」森秋彩の挑戦を“パン屋さん”が応援 五輪初挑戦の若きクライマーのアルバイト先

パン屋さんでアルバイト中のオリンピアン・森秋彩選手【写真：松尾/アフロスポーツ】

◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング 女子ボルダー＆リード決勝 リードラウンド(大会16日目＝日本時間10日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

五輪初出場で「4位」という好成績を収めたスポーツクライミングの森秋彩選手。筑波大学に在学中という若きクライマーの挑戦に多くの声援が送られていましたが、その中には“パン屋さん”からの声援もありました。

決勝前半のボルダーでは、154cmと小柄な森選手では届かない位置にスタートポジションが置かれた課題もあり、森選手は得点を伸ばせず「7位」スタート。しかし得意のリードでは、決勝出場の8選手の中で森選手だけがトップホールドに手をかけるなど高得点を手にし「4位」で試合を終えました。

SNSでは森選手の挑戦に声援を送り続けるアカウントがありました。それはなんと森選手が働いているアルバイト先のパン屋さんのアカウントでした。

試合開始前から声援をポストしたこのアカウントは「アルバイトでも努力家、積極的に仕事してくれ小柄で可愛い森さんはお客様、従業員共に愛されています！」と写真を交えて森選手を紹介。試合中も「森ちゃん頑張れー！」「とにかく楽しんで挑戦してほしいです！」「すごいすごい！」と声援を送り続けていました。

この投稿を見た人からも「こんな素敵なアルバイトさんいるパン屋さんいい」「パン屋さんのユニフォームもお似合いです」「パン屋さんでアルバイトしながらオリンピックってカッコいい」「会いに行けるオリンピック選手」などの声があがっています。

小柄ながら着実に登り進め４位となった森秋彩選手【写真：松尾/アフロスポーツ】