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17歳の安楽宙斗が日本男子初の銀メダル獲得も反省「少し焦り気味になってしまった」

日テレNEWS NNN / 2024年8月11日 12時3分

スポーツクライミングの男子日本人史上初の銀メダルを獲得した安楽宙斗選手(写真:アフロ)

◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング 男子ボルダー&リード決勝 リードラウンド(大会15日目=日本時間9日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

17歳の現役高校生クライマー・安楽宙斗選手がスポーツクライミングの「男子ボルダー&リード」で日本男子史上初となる銀メダルを獲得しました。

準決勝をトップ通過した安楽選手は、決勝のボルダーで2連続完登を達成してトップに立つも、リードで得点を伸ばせず、銀メダル獲得となりました。

決勝後、悔しさのあまりか壁を見上げて思いを巡らせた安楽選手は、「中盤のパートで消耗していたことと、やっぱりその後我慢しきれず出してしまったことがもったいないな、結局ちょっと途中で乱れると、上でも響いてきてしまって、少し焦り気味になってしまったのが、全体的にダメだったなという思いで上を見上げていました。やっぱり本気で絶対1番になれるという自信ももってやってきて、20ポイントも点差を付けられるとは思っていなくて、他の選手はまだまだ違うレベルにいるのかなと感じました」と振り返りました。

さらに、4年後のロサンゼルス五輪へ向け意気込みを聞かれた安楽選手は「4年後にどうなっているかわからない。4年後に向けて練習すると僕は道を外しがちなので、大会ずつ大会ずつでしっかり見つかった改善点を直して行きつつ、オリンピックが近づいてきたらどうなっているかわからないですけど、そのときそのときで徐々に進んでいって、次のオリンピックがどういう種目になるかわからないですけど、次は(1位を)とりたいですね」と冷静に自己分析しながら、金メダルへ思いをはせました。

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