高谷大地が決勝で敗れ銀メダル 五輪3度出場の兄が届かなかったメダル獲得【レスリング】

決勝で敗れ銀メダルとなった高谷大地選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 レスリング男子フリースタイル74キロ級準決勝(大会16日目＝日本時間11日 シャンドマルス・アリーナ)

レスリング男子フリースタイル74キロ級の高谷大地選手が初出場で銀メダルを獲得しました。

オリンピック3大会連続出場した高谷惣亮選手を兄に持つ高谷選手は、初戦から順調に勝ち進むと、準決勝で世界ランキング1位のカイル ダグラス・デイク選手に逆転勝利。決勝進出を決めると、「男は攻めてなんぼでしょということで、タックルに入り続けるという“網野魂”“高谷魂”を発揮できたことが一番良かったと思います」と出身地である京都府京丹後市網野町の“網野魂”があってこその決勝進出だと語りました。

そして迎えた決勝でウズベキスタンのラザンベク サラムベコビッチ・ジャマロフ選手と対戦した高谷選手。

第1ピリオド、1分25秒に相手にバックを取られ2点を奪われると、そこから返されさらに2失点。そのまま押さえ込まれフォール負けした高谷選手。金メダル獲得とはなりませんでしたが、銀メダルで大会を終えました。