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玉井陸斗の快挙の裏で“スポーツマンシップ”あふれる行動 抜かれたオーストラリアの選手が熱い抱擁 【飛び込み】

日テレNEWS NNN / 2024年8月11日 0時8分

メダル圏内に入りカシエル・ルソー選手(オーストラリア)に抱きつく玉井陸斗選手(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 飛び込み 男子高飛び込み 決勝(大会16日目=日本時間10日、アクアティクスセンター)

男子高飛び込み決勝が行われ、17歳の玉井陸斗選手が“日本飛び込み界初”のメダルとなる銀メダルを獲得。その快挙の裏でスポーツマンシップあふれるシーンが見られました。

その場面は、最終6本目。2023年の世界選手権男子高飛び込みで優勝の経験を持つオーストラリアのカシエル・ルソー選手が全6回の飛び込みを終え、481.00点で暫定2位に入ります。

そして続く玉井選手が最終飛び込みで99.00点を記録。この時点で合計507.65点で暫定1位となり、ルソー選手は3位へ。それでも玉井選手の演技に笑顔で大きく拍手を送るシーンが見られました。

そして決勝の最終演技者となった中国・曹縁選手が演技を終え、合計547.50点を記録。2大会連続の金メダルが決まると、玉井選手の日本飛び込み界初となる銀メダルが決定。そしてルソー選手は4位となりました。

悲願のメダル獲得とはならなかったルソー選手ですが、順位確定後は玉井選手らと熱い抱擁。日本の17歳の快挙を祝福するスポーツマンシップあふれる姿をみせました。

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