【大会16日目】日本は金メダル18個で海外開催では最多更新 陸上やり投げは北口榛花がV 近代五種の佐藤大宗や飛び込み17歳の玉井陸斗は史上初の快挙
日テレNEWS NNN / 2024年8月11日 12時0分
◇パリオリンピック2024(大会16日目=日本時間10日、11日)
大会16日目、日本は連日のメダルラッシュ。金メダル2個、銀メダル4個を加え、金メダルの数は18個で海外で開催された大会として、史上最多となりました。
■世界女王・北口榛花が“一投”で世界一を決めた
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陸上競技では、やり投げで北口榛花選手がフィールド種目で日本女子初の金メダル。決勝最初の投てきでシーズンベストとなる65m80を記録。この一投で逃げ切りました。フィールド種目では日本女子史上初の快挙。さらに陸上女子では、2004年アテネ五輪のマラソン、野口みずきさん以来となる金メダルでした。
■レスリング元木咲良「神様が助けてくれた」準決勝5点差を逆転 試練を乗り越え決勝では圧倒
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レスリング女子62キロ級では、元木咲良選手が金メダルを獲得。試合序盤から試合の主導権を握り続け、12-1で相手を圧倒しました。準決勝では、5点差をひっくり返す逆転劇。「神様が助けてくれた。負けたのと変わらない内容」と振り返る元木選手は、シドニーオリンピック代表の父・元木康年さんと試合後、強く抱擁を交わし、喜びを分かち合いました。
■レスリング高谷大地は銀メダル 五輪3度出場の兄が届かなかったメダルを手にする
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レスリング男子フリースタイル74キロ級の高谷大地選手は初出場で銀メダルを獲得。オリンピック3大会連続出場した高谷惣亮選手を兄に持ち、兄がつかむことができなかったメダルを手にしました。
■近代五種では佐藤大宗が史上初のメダル獲得
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近代五種の男子決勝では、佐藤大宗選手がこの種目日本史上初となる銀メダルを獲得。近代五種は、1人の選手が1日の間にフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃+ラン)を行い、万能性を競う複合競技。その過酷さから「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれています。競技が始まったのは、1912年ストックホルム大会。112年目にして初のメダルをつかみました。
■“日本飛び込み界初”17歳の玉井陸斗が銀メダル獲得
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2大会連続の決勝の舞台に挑んだ17歳の玉井陸斗選手が日本飛び込み界初となる銀メダルを獲得。5本目のミスが飛び出しますが、6本目は得意の5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりエビ型)で99.00の高得点をマーク。日本飛び込み界初の快挙を成し遂げました。
■卓球女子団体が2大会連続の銀メダル ダブルスで奇襲も中国に敗れる
2大会連続となる中国との決勝戦。準決勝までとダブルスのペアを“ほぼ組んだことがない”早田ひな選手と張本美和選手のペアで世界ランク1位の中国ペアに挑みます。フルゲームの大熱戦となりましたが、逆転負けで第1試合を黒星。その後のシングルスでは、平野美宇選手と張本選手も奮闘しますが、力尽きました。日本は2012年からロンドンから続く団体の表彰台で、銀メダルは2大会連続です。
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この日、金メダル2個、銀メダル4個を加えた日本は、合計のメダル数が43個(金18個、銀12個、銅13個)となり、金メダルの個数が最も評価される「メダルランキング」は、4位をキープ。また金メダルは、1位中国の39個、2位アメリカの38個に次ぎ、18個でオーストラリアと並び3位タイへ。海外で開催された大会としては、2004年のアテネ大会を超えて史上最多となりました。
▽メダルランキング(大会16日目終了時点)
1位 中国(金39・銀27・銅24)
2位 アメリカ(金38・銀42・銅42)
3位 オーストラリア(金18・銀18・銅14)
4位 日本(金18・銀12・銅13)
5位 フランス(金16・銀24・銅22)
6位 イギリス(金14・銀22・銅27)
7位 韓国(金13・銀8・銅9)
8位 オランダ(金13・銀7・銅12)
9位 ドイツ(金12・銀11・銅8)
10位 イタリア(金11・銀13・銅15)
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