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「レスリングの素晴らしさ伝わった」決勝で敗れ銀メダルも“高谷大地らしさ”全開で対戦相手を称賛

日テレNEWS NNN / 2024年8月11日 8時15分

決勝で敗れ銀メダルとなったが相手を持ち上げ祝福する高谷大地選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 レスリング男子フリースタイル74キロ級決勝(大会15日目=日本時間10日 シャンドマルス・アリーナ)

レスリング男子フリースタイル74キロ級の高谷大地選手が初出場で銀メダルを獲得しました。

そして、試合終了後の高谷選手の“相手をたたえる行動”がSNSで話題になっています。

試合序盤から試合の主導権を握られ、最後は押さえ込まれフォール負けを喫した高谷選手。

しかし、試合後は悔しがる様子や涙を見せることなく、対戦相手のラザンベク サラムベコビッチ・ジャマロフ選手と熱い抱擁を交わし、最後はジャマロフ選手を後ろから抱え上げ、“高谷選手ならでは”の行動で相手を称賛しました。

SNSでは「勝った時よりも負けた時の姿勢で、その人の素晴らしさが見える」「素晴らしいスポーツマンシップ」「スポーツマンの鏡だよ」「レスリングの素晴らしさが伝わったよ」と高谷選手への称賛のコメントが数多く寄せられました。

高谷選手は「決勝でフォール負けするのも僕らしい。人生の中でこんな良い経験ができたことが本当に幸せでした」と最後は涙ながらにコメントしました。

左から銀メダルの高谷大地選手と金メダルを獲得したウズベキスタンのジャマロフ選手(写真:ロイター/アフロ)

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